古い灯油を使うと危険?故障・火災リスクと正しい処分法を徹底解説

古い灯油を使うと危険?故障・火災リスクと正しい処分法を徹底解説についての真相をご紹介します。

日本の石油ファンヒーター市場で高いシェアを誇るダイニチ工業(Dainichi)やコロナ(CORONA)などの製品は、精密な電子制御と微細な気化システムによってクリーンな燃焼を実現しています。それゆえに、変質灯油に対するデリケートさは石油ストーブ以上です。

大手機器メーカー各社のアフターサービス窓口や修理拠点への取材データによると、冬季に持ち込まれる修理依頼の約3割から4割が、機器自体の初期不良ではなく「不良灯油の使用による燃焼部トラブル」に起因しているといいます。

例えば、ブンゼン気化式を採用しているダイニチ製ファンヒーターの場合、劣化した古い灯油に含まれるタール成分が気化器内部に蓄積し、ノズルを詰まらせます。その結果、点火不良を起こすだけでなく、未燃焼ガスが気化器から漏れ出して大量の白煙(ダイニチファンヒーター白煙トラブル)を噴出する事故に直結します。室内に白い煙と強烈な刺激臭が充満し、火災報知器が作動するケースも後を絶ちません。

一方、ポンプ噴霧気化式などを得意とするコロナ製ファンヒーターでは、フレームロッド(炎検知器)にタールや不純物が付着することで電気信号が正常に伝わらなくなり、「E4(不完全燃焼防止装置作動)」などのエラー表示(コロナファンヒーターエラー表示)が頻発して強制停止する事態に陥ります。一度気化器や燃焼部にタールが焼き付いてしまうと、内部クリーニングや部品交換が必要となり、出張修理費用だけで1万円〜2万円以上の出費を強いられることになります。

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