ミスドの幻メニュー「もっちゅりん」の正体とは?販売店舗やカロリーの真相
「近所のミスドを3軒ハシゴしたのに売っていなかった」「いつ行っても売り切れになっている」という嘆きが投稿される背景には、ミスタードーナツ特有の製造供給システムが深く関わっています。
まず販売店舗についてですが、公式に「もっちゅりん取扱店一覧」といったリストは存在しません。ファンシードーナツは、各店舗における限定原材料の残量に応じて製造が決定されるため、同じ駅の東口店には並んでいても西口店には存在しないという状況が日常茶飯事です。特に、製造設備を店内に持たない「サテライト店(小型配送店舗)」よりも、粉から生地を揚げて仕上げるフライヤーを完備した「大型ロードサイド店」や「厨房併設の旗艦店」の方が出現率は有意に高くなります。
また、売り切れが多発する構造的な理由は主に以下の3点に集約されます。
- 製造ロットの絶対的な少なさ:メインの定番ドーナツの合間に、余剰材料の分量だけ仕込むため、1回のフライで店頭に並ぶのはわずか10個〜20個程度。まとめ買いする客が2〜3人現れるだけで瞬時にショーケースから消滅します。
- 陳列される時間帯の偏り:朝一番のオープン時は定番人気商品(ポン・デ・リング、フレンチクルーラー、オールドファッション等)の陳列が最優先されます。裏メニュー系がフライヤーから上がってショーケースに並ぶのは、仕込みが一段落する13時30分から15時前後のアイドルタイムに集中する傾向があります。
- SNSでのリアルタイム拡散:「〇〇駅前のミスドにもっちゅりん出てる!」と写真付きでポストされると、同一生活圏のフォロワーが即座に来店して回収してしまうため、滞空時間が極めて短い点も売り切れの要因です。