国会議事堂見学は予約なし無料?衆参の違いや所要時間・食堂を徹底解説
国会議事堂見学を計画する際、最も多くの人が迷うのが「衆議院と参議院のどちらを選ぶべきか」という点です。基本的な建築構造は左右対称(シンメトリー)で作られていますが、参観可能な曜日、見学ルートの細部、そして実施されている体験企画に決定的な違いがあります。
最大の違いは土日・祝日の見学可否です。衆議院の見学が「平日のみ(本会議開会中は制限あり)」であるのに対し、参議院は「土日・祝日を含めて毎日(年末年始等を除く)」一般参観を実施しています。そのため、休日に訪れたい場合は自動的に参議院ルートを選択することになります。
さらに、参議院では小中学生から大人までを対象とした「参議院特別体験プログラム」(模擬委員会や本会議場での押しボタン投票などを体験できるロールプレイング型プログラム/事前予約制の専用枠)が定期開催されており、主権者教育の現場としても圧倒的な支持を集めています。
見学コースのハイライトである「中央広間」には、日本の議会政治確立に多大な功績を残した伊藤博文、板垣退助、大隈重信の3体の銅像が鎮座しています。しかし、四隅のうち1つの台座には銅像がなく、意図的に空席のまま残されています。この空白の台座には「政治に完成はない。未完の民主主義を後世の国民が発展させよ」という戒めや「初代総理大臣の選定時に4人目が決まらなかった」など諸説があり、現場の衛視(警務官)による解説でも最も盛り上がるトピックの1つです。