新大阪の秘密を徹底検証!なぜ梅田でない?幻のホームと2026年の全貌
新大阪駅には長年、鉄道ファンの間で語り継がれてきた「幻のホーム」と「秘密の地下空間」の都市伝説が存在します。その代表格が、在来線ホームの東側に長らく放置されていた巨大な空間と、地下鉄御堂筋線の連絡通路周辺に張り巡らされた謎の構造物です。
報道各社のアーカイブや鉄道遺構調査によると、新大阪駅の1階および地下エリアには、昭和の高度経済成長期に構想されながら実現しなかった「未成線」の受け入れ準備工事が数多く施されていました。代表的なものが「阪急新大阪連絡線」の計画です。阪急電鉄は十三駅や淡路駅から新大阪駅へ直結する新線を計画し、実際に新大阪駅直下にホーム用のスペースを確保していました。バブル崩壊などの影響で計画は長年凍結されましたが、その準備空間こそが「謎の地下空間」の正体だったのです。
また、新幹線ホームの11番線から18番線(現行の番線区分)に至る拡張の歴史においても、当初から将来の増設を見越した「空きスペース」が人工地盤として確保されていました。かつて「使われないホーム」として噂された空間は、2019年に全線開通したJRおおさか東線の乗り入れホーム(現1・2番のりば)などへと見事に転用され、半世紀越しの伏線回収を果たしています。