ハイビスカスのつぼみが落ちる!プロ直伝の緊急復活チェック術
開花直前になってつぼみが次々と落ちてしまう事態。その背景を探ると、実に原因の9割近くが日々の水やりと太陽光の当て方に潜む落とし穴に起因していることが見えてきます。代表的な熱帯植物として親しまれるハイビスカスですが、極端な土壌の乾湿差や急速な環境の変化には繊細な反応を示します。
園芸学の観点から考察すると、土壌の乾燥が限界を超えた場合、植物は自らの生命を維持しようと防衛本能を働かせ、最もエネルギーを消費するつぼみへの水分・栄養供給を遮断します。一方で、水のやり過ぎによって鉢底に水分が停滞すると根腐れを招き、根の呼吸が阻害されて必要な水すら吸えなくなってしまいます。さらに、室内の日陰などに放置された際の日照不足が重なると光合成量が著しく低下し、開花に必要なエネルギーを維持できずに蕾を振り落とす生理障害を引き起こしてしまうのです。