アンスリウムの育て方【2026完全版】枯れる原因と花を咲かせる極意
順調に育ったアンスリウムは、株元から「子株」を次々と吹き出し、2年も経過すると鉢内が根で充満して「根詰まり」を起こします。株の活力を維持し、観賞価値を更新し続けるためには定期的な仕立て直しが欠かせません。
アンスリウムの植え替え時期として適しているのは、気温が安定して20℃を超える5月中旬から7月上旬です。真夏を迎える前の初夏に作業を行うことで、植え替え後の発根ストレスから迅速に回復させることができます。
大株に育った個体は、アンスリウムの増やし方として最も成功率の高い「株分け」を行います。鉢から引き抜いた根鉢を優しくほぐし、それぞれの株に気根と健康な根が3本以上残るよう、清潔なナイフを用いて慎重に切り離します。古くなって木質化した茎や傷んだ根を整理したのち、一回り小さな鉢へ新鮮な用土を用いて植え込みます。植え替え直後の1〜2週間は直射日光を避け、風通しの良い半日陰で養生させることで、旺盛な活着が促されます。