ホーローマグの直火加熱は危険?ひび割れを防ぐ安全な温め方の極意

ホーローマグの直火加熱は危険?ひび割れを防ぐ安全な温め方の極意についての最新情報をお届けします。

結論から言えば、ホーロー製のマグカップは直火にかけること自体を想定して作られているものが多い。基材となっているほうろう用鋼板は耐熱性に優れ、高温に耐えうる強度を備えているからだ。しかし、安全に使えることと、雑に扱っても壊れないことは同義ではない。

検証テストにおいて最も破損事故を誘発しやすいと判明したのは「空焚き」と「急冷」の組み合わせだ。水分が入っていない状態で熱源に置かれると、内部の鋼板と表面のガラス質釉薬(ゆうやく)との間で熱膨張率のズレが極限に達する。そこへ冷水を注ぎ入れた瞬間、急激な熱収縮に耐え切れなくなったガラス層が剥離・飛散する「スポーリング現象」が発生するのだ。

バーナーの強火による局所加熱も致命傷になりやすい。炎が底面の一点に集中すると、マグカップ全体へ均一に熱が逃げず、底部分だけが極端に変色したり、内部のコーティングが浮き上がったりする原因となる。また、金属剥き出しのハンドルが熱伝導によって素手で握れない超高温に達する点も、火傷を招く見落とされがちな危険要素だ。

松本 悠斗

松本 悠斗

サステナビリティ研究家

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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