ホルモン唐揚げの劇的進化|カリカリ下処理の秘訣と絶品レシピ
ホルモン唐揚げを成功させる生命線は、揚げる前の仕込みにあります。ホルモン特有のアンモニア臭や脂の酸化臭を断ち切り、揚げ油の大爆発を防ぐための工程は以下の3段階に集約されます。
第1ステップは「小麦粉(または粗塩)を使った揉み洗い」です。ホルモンの表面に付着した余分なぬめりや微細な汚れは、小麦粉の吸着力を利用して絡め取ります。ボウルに生のホルモンと小麦粉大さじ2程度を入れ、全体が白っぽく粘り気を帯びるまで1分ほどしっかりと揉み込んだ後、流水で完全に洗い流します。この工程だけでホルモン唐揚げの臭み取り効果は劇的に向上します。
第2ステップは「酒と生姜を加えた熱湯での下茹で」です。沸騰した湯に酒大さじ2、スライスした生姜、長ネギの青い部分を投入し、ホルモンを1分〜2分程度サッと茹でこぼします。余分な脂を適度に落とし、表面のタンパク質を凝固させることで、揚げた際の急激な縮みと脂の過剰な溶け出しを抑制します。
第3ステップにして最大の難関が「徹底的な水気取り(油跳ね防止)」です。下茹で後のホルモンをザルにあげたら、キッチンペーパーを惜しみなく使い、表面はもちろんヒダの隙間まで水分を完全に拭き取ります。油跳ねの主原因はホルモン内部に閉じ込められた水分が油中で急激に気化・膨張することにあります。水気を断つことこそが、安全かつホルモン唐揚げをカリカリに仕上げる絶対条件です。