花束は何日持つ?夏と冬の寿命差と2倍長持ちさせるプロの秘訣

花束は何日持つ?夏と冬の寿命差と2倍長持ちさせるプロの秘訣についての疑問解決ガイドをご紹介します。

花束を自宅へ持ち帰ったら、息つく間もなく最初の手入れ手順を実行できるかどうかが、その後の寿命を決定づけます。プロのフローリストが実践する標準的な処置フローは以下の通りです。

  1. ラッピングの即時解体:包装紙、フィルム、保水材(エコゼリー等)、茎をきつく縛っている輪ゴムや麻紐をすべて取り外します。
  2. 下葉の処理:水に浸かる部分についている葉は手でむしり取ります。水中に葉が入ると即座に腐敗し、バクテリアの温床になるためです。
  3. 水揚げ(水切り):水を張ったボウルやバケツの中で、茎の先端を1〜2センチ切り落とします。

ここで極めて重要なのが水切り(みずきり)のやり方とコツです。空気中でハサミを入れると、切断された瞬間に導管が空気を吸い込んでしまい、気泡が詰まって水を吸い上げられなくなります。必ず深めの水中に茎を沈めた状態で刃を入れ、水圧を利用して一気に切り落とすのが鉄則です。

さらに、茎の切り方は斜め45度以上にカットするのが原則です。断面積を広げることで吸水面が増えるだけでなく、花瓶の底に茎がピタッと張り付いて吸水が遮断される事故を防ぐことができます。使用する刃物は一般的な文房具バサミではなく、切れ味の鋭い花切りバサミやカッターナイフを使用してください。切れ味の悪いハサミで茎を押し潰してしまうと、水分を通す管が圧壊し、かえって水揚げが悪化します。

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