回転性めまいと吐き気の対処法|危険な脳の病気の見分け方と救急基準
医療機関で処方されるめまい止め薬種類には、目的や作用機序に応じた複数の系統が存在します。
【医療機関で処方される代表的な薬剤】
・抗めまい薬(ベタヒスチンメシル酸塩など):内耳の血流を改善し、三半規管の機能を整える。
・循環改善薬(アデノシン三リン酸二ナトリウムなど):血流を増やし、内耳や脳の代謝を活性化する。
・浸透圧利尿薬(イソソルビドなど):メニエール病の内リンパ水腫(水ぶくれ)を排出すべく処方される。
・制吐薬・抗不安薬:激しい吐き気を直接抑え、パニックによる自律神経の乱れを鎮静化する。
夜間や休日などですぐに受診できない場合のめまい吐き気市販薬としては、乗り物酔い止め薬(ジフェンヒドラミンやメクリジンなどの抗ヒスタミン成分配合薬)や、水分代謝を整える漢方薬(五苓散、半夏白朮天麻湯など)がドラッグストアで入手可能です。
ただし、激しい吐き気があるタイミングで無理に水分や固形薬を口にすると、嘔吐を誘発して誤嚥を起こす恐れがあります。薬を飲む際は、吐き気のピークが過ぎて少量の水が飲める状態になってから服用してください。