なぜ種が消える?種無しぶどうの作り方とジベレリン処理の真相を徹底解説!
Q1:ジベレリン処理を1回だけにするとどうなりますか?
A1:1回目の処理(種抜き)だけを行った場合、種はなくなりますが果粒が十分に肥大せず、極めて小粒な房になってしまいます。逆に2回目の処理だけを行うと、種が入ったまま実だけが大きくなります。市場に流通するような大粒で立派な種無しぶどうを作るには、原則として2回処理が必須です。
Q2:ジベレリン水溶液は作り置きして翌年も使えますか?
A2:使用できません。水に溶かしたジベレリンは時間の経過とともに徐々に分解され、効果が著しく低下します。必ず処理当日に必要な分だけを水道水で正確に希釈して調製し、余った薬液は使い回さずに適切に処分してください。
Q3:種無し処理をしたのに種が1〜2粒入ってしまうのはなぜですか?
A3:開花期の天候不順(低温や日照不足)によって花穂の発育が不揃いになったり、浸漬処理のタイミングが開花適期からわずか1〜2日ズレたりすることで、一部の胚珠が受精能力を維持して種が形成されることがあります。プロの果樹園であっても天候要因により数パーセントの有核混入が発生することは避けられません。