安部榮四郎記念館で人間国宝の世界に触れる!紙漉き体験の魅力を徹底解説
安部榮四郎記念館の敷地内にある「出雲和紙伝承館」では、島根県が誇る伝統的工芸品である手漉き和紙の紙漉き体験を実際に行うことができます。
体験では、水槽に張られた冷たい水と天然の植物繊維(雁皮や楮)、粘剤(ねり)を合わせた原料液を「桁(けた)」と呼ばれる木枠と簾(すだれ)で掬い上げ、縦横に揺すりながら繊維を均一に絡み合わせる本格的な「溜め漉き」「流し漉き」を学びます。季節の草花や色染めされた原料片を配置して自分だけの模様を描く「絵漉き」も可能で、乾燥工程を経て当日または後日、完成したオリジナルの和紙葉書やしおりを手にすることができます。
また、館内のミュージアムショップでは、出雲民芸紙を用いた名刺入れ、便箋、封筒、ブックカバー、さらにはランプシェードやタペストリーといった現代のライフスタイルに調和する和紙製品が豊富に揃っています。化学薬品を極力使わず、天然染料(藍、柿渋、草木染め)で染め上げられた和紙は、経年変化によって味わい深い風合いを増していくため、旅の記念品や上質なギフトとして確かな人気を誇っています。