ほうれん草の植え方で失敗する原因は?発芽率が劇的に上がるプロの土作り
ほうれん草栽培には大きく分けて「春まき」と「秋まき」の2つのシーズンが存在しますが、両者には性質や難易度に決定的な差があります。その最大の要因は、日照時間が長くなると花芽をつける「長日植物」としての性質です。
ほうれん草の春まきと秋まきの違いにおいて最も意識すべきは、ほうれん草のとう立ち対策です。春まきでは日が長くなるにつれて中心から茎が急激に伸び、葉が硬くなって食用に適さなくなります。そのため、春に植える場合は必ずタネの袋に「晩抽性(ばんちゅうせい)」と明記された西洋系交配種を選びましょう。
一方、ほうれん草の種まき時期を秋(中間地で9月下旬〜10月中旬)に設定すると、日照時間が徐々に短くなるためトウ立ちの心配がほぼありません。寒さにさらされることで細胞内の水分を凍らせないよう糖分を蓄えるため、甘みが凝縮された極上のほうれん草に仕上がります。