吉本Nsc同期の全貌一覧|東西期別対応表と実は同期な芸人関係の真相
メディア露出のタイミングや芸風の差異から、世間一般では「先輩・後輩」に見られがちでありながら、実際は完全な同期という組み合わせが多数存在します。その代表例が南海キャンディーズ・山里亮太とピース・又吉直樹(2000年デビュー組)です。
山里亮太(大阪22期)は『M-1グランプリ2004』で瞬く間に全国区のスターとなり、一方のピース(東京5期)は神保町花月などの東京劇場で長い下積みを経て2010年頃にブレイクしました。山里はその著書やインタビューでも「又吉やノブコブ(平成ノブシコブシ)の存在はずっと意識していたが、東京と大阪で売れるスピードが違いすぎて、当時はまともに目も合わせられなかった」と当時の複雑な心境を明かしています。
さらに他事務所まで視野を広げると、オードリー(ケイダッシュステージ)やナイツ(マセキ芸能社)も吉本で言えば「大阪22期・東京5期」と同一年(2000年前後)のデビューにあたります。若手時代に異なる環境でしのぎを削った彼らが、2020年代半ばの現在、テレビ界のMCクラスとして一堂に会している構図は、世代論として極めて興味深い現象です。
また、かまいたち(大阪26期)とハリセンボン(東京9期)の関係も象徴的です。ハリセンボンはデビュー直後の2005〜2007年に怒涛のブレイクを果たしましたが、かまいたちが全国的な地位を確立したのは2017年の『キングオブコント』優勝以降でした。山内健司は特番での対談において、「ハリセンボンがテレビに出まくっていた頃、自分たちは大阪の劇場の片隅でただ悔しがることしかできなかった」と述懐しています。