韓国人メジャーリーガー歴代一覧と年俸|2026年最新の活躍と日韓比較
韓国人選手のメジャー挑戦の歴史を辿ると、韓国プロ野球(KBO)からMLBへの移籍経緯には明確な構造的変化が見られます。
1990年代から2000年代にかけては、高校や大学を卒業後、KBOを経由せずに直接アメリカのマイナーリーグと契約するルートが主流でした。朴賛浩や秋信守、金炳賢(キム・ビョンヒョン)、崔煕渉(チェ・ヒソプ)らがその代表例です。しかし、過酷なマイナー環境と言語の壁に阻まれ、メジャーへ到達できずに帰国を余儀なくされる若手選手が続出したことで、韓国球界内では直接渡米に対する慎重論が高まりました。
転換点となったのは2013年、ハンファ・イーグルスからドジャースへポスティング移籍を果たしたリュ・ヒョンジンの成功です。KBOで実績を積んだスター選手が、球団に移籍金を残しながら完成された実力で海を渡るモデルが確立。その後、姜正浩(カン・ジョンホ)やキム・ハソン、イ・ジョンフへと続く「KBO発メジャー行き」のルートが強固なものとなりました。
米球界のスカウティング側も、トラックマンやホークアイといったトラッキングシステムをKBO全本拠地に導入。球速帯や打球初速、スイングスピードのデータをリアルタイムで解析できるようになり、かつて存在した「KBOの成績はMLBでどこまで割り引くべきか」という不確実性が大幅に解消されています。