火葬中の炉内はどうなってる?800度超の燃焼現場と遺骨が残る仕組み

火葬中の炉内はどうなってる?800度超の燃焼現場と遺骨が残る仕組みの真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。

火葬を安全かつ円滑に進める上で、遺族側が最も注意を払わなければならないのが、棺の中に納める「副葬品」の選別です。

炉内は超高温になるため、不適切な品物が混入すると、燃え残って遺骨に溶着して黒く汚してしまったり、不完全燃焼による黒煙や異臭、さらには炉の故障を引き起こします。以下の品目は代表的な持ち込み禁止物です。

  • 金属・ガラス・陶磁器:溶けて遺骨に付着し、収骨が困難になります。メガネのフレームや貴金属類も外すのが原則です。
  • プラスチック・ビニール・化学繊維製品:大量の黒煙や有害物質を発生させ、炉の排気フィルターを目詰まりさせます。
  • 厚い書籍・アルバム・大型果物:紙の束や水分を多く含む果物(スイカ・メロン等)は中心部が炭化して燃え残る原因になります。
  • カーボン製品(釣竿・ゴルフクラブ等):炉内の電極に触れるとショートを引き起こし、火葬炉が緊急停止する恐れがあります。

とりわけ重大な事故につながるのがペースメーカー火葬危険性です。心臓ペースメーカーや体内植込み型除細動器(ICD)に内蔵されたリチウム電池は、高温に晒されると炉内で激しい水蒸気爆発・熱爆発を起こします。爆発の衝撃波によって炉の耐火レンガが吹き飛び、遺骨が粉々に飛び散るだけでなく、監視窓を覗いていた技師が重傷を負う危険すらあります。体内に機器が残っている場合は、葬儀社および火葬場へ事前の申告が義務付けられています。

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