傷口の黄色い汁は治癒のサイン?浸出液と膿の見分け方と危険な兆候
Q1:傷口から出ている黄色い汁が固まって黄色いかさぶたになりました。これは膿ですか?
A1:必ずしも膿ではありません。正常な浸出液に含まれるタンパク質やフィブリンが乾燥すると、透明感のある黄色〜べっ甲色のかさぶたになります。ただし、かさぶたの下から不透明でドロッとした液体が滲み出ている場合や、周囲に赤み・強い痛みがある場合は、かさぶたの内部で化膿している可能性があるため注意深く観察してください。
Q2:湿潤療法用の絆創膏を貼ったら、中が白くブヨブヨに膨らみました。化膿しているサインでしょうか?
A2:これは製品が浸出液を吸収してゲル化している正常な状態です。製品の中央が白く膨らむのは、皮膚の修復に必要な体液をしっかり保持できている証拠です。ただし、白く膨らんだ部分から周囲の皮膚にかけて激しい赤みや腫れが広がっている場合や、嫌な臭いが漏れ出ている場合は、感染を起こしている恐れがあるため剥がして確認してください。
Q3:怪我をしてから何日経っても浸出液が止まりません。どのくらいで収まるのが普通ですか?
A3:傷の深さや大きさによりますが、一般的な擦り傷や切り傷であれば、通常は受傷後3〜5日をピークに浸出液の量が目に見えて減少し、1〜2週間程度で上皮化(新しい皮膚が張る)して液が出なくなります。2週間以上経過しても液が大量に出続ける、または一度減った液が再び増えてきた場合は、治癒の停滞や感染が疑われるため皮膚科で診察を受けてください。