極真の伝説・盧山初雄が明かす武道の真髄と大山倍達の秘伝の真相
極真の伝説・盧山初雄が明かす武道の真髄と大山倍達の秘伝の真相にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。
80代を迎えてなお、筋力に頼らない圧倒的な威力と俊敏さを維持する秘訣はどこにあるのか。その真相は、中国武術「意拳(いけん)」の導入と、長年の鍛錬によって洗練された独自の呼吸法にある。
若き日の盧山は、純粋な筋力やスタミナに頼る組手に限界を感じ、身体の内部から発するエネルギーの伝達効率を追及した。立禅(りつぜん)と呼ばれる静止した姿勢での内観トレーニングを通じ、体幹の深層筋と神経系を徹底的に覚醒させる。
「表面的な筋肉は加齢とともに衰える。しかし、体の使い方や骨格の連動は磨けば磨くほど鋭くなる」
この言葉通り、極真館の道場で披露されるその動きには無駄が一切ない。突き一本、蹴り一筋に秘められたインナーマッスルの連動は、見学する現代の格闘家たちを息をのませるほどの完成度を誇る。