珈琲の大学院ルミエールドパリの真相!特別室の利用条件と評判を解剖
関内駅南口から徒歩数分、横浜スタジアムや官公庁にほど近い相生町の角地に鎮座する「珈琲の大学院 ルミエール・ド・パリ」。まず誰もが抱く疑問が、「なぜ喫茶店に大学院という学術的な名称が冠されているのか」という点でしょう。
このユニークな屋号の背景には、高度経済成長期の熱気が残る1974年(昭和49年)の創業時における、初代オーナーの並々ならぬ覚悟が込められています。当時、日本国内で本格的なサイフォン珈琲やドリップ珈琲が一般に浸透し始めるなか、創業者夫妻は「大学のその先にある最高学府『大学院』のように、どこまでも珈琲の味を研究し尽くし、最高の技術とサービスを提供する場所でありたい」という理念を掲げました。フランス語で「パリの光」を意味するサブネーム「ルミエール・ド・パリ」とともに、横浜屈指の本格サロンとして産声を上げたのです。
店内に一歩足を踏み入れると、外の喧騒が嘘のように遮断されます。足元に広がる深紅の絨毯、壁一面を彩るアンティークの大理石、職人の手仕事が光る重厚な木製キャビネット、そして天井から燦然と輝く豪奢なシャンデリア。店内の装飾品や調度品の多くはヨーロッパから直接買い付けられたものであり、単なる「レトロ風」のカフェでは決して再現できない本物の重厚感が漂っています。半世紀もの歳月を経てなお、この空間が色褪せないのは、創業者の哲学が空間の細部にまで息づいている証拠といえます。