裄丈とは?袖丈との違いや正しい測り方・失敗しないサイズ選びを解説

裄丈とは?袖丈との違いや正しい測り方・失敗しないサイズ選びを解説とはどのようなものなのか? 詳しい意味を丁寧に紐解いて紹介します。

アパレルの寸法表を見るとき、最も混同されやすいのが「裄丈」「袖丈」「肩幅」の3つの関係性だ。ここを取り違えていると、どれだけ入念にサイズ表を確認しても理想のシルエットには辿り着けない。

結論から整理すると、裄丈どこからどこまでを測るかといえば、「後首の付け根にある骨の出っ張り(頸椎点=けいついてん)」からスタートし、「肩の頂点(肩先点)」を経由して、「手首のくるぶし(手根骨)」に至るまでの総延長を指す。つまり、上半身の背面半分と腕の長さを合算した数値だ。

これに対して「袖丈(そでたけ)」は、あくまで肩の縫い目(アームホール最上部)から袖口の端までの長さに過ぎない。ここに見落としがちな盲点がある。人間の体格は、腕の長さが全く同じであっても、いかり肩やなで肩、あるいは骨格の横幅によって袖の落ちる位置が激変する。肩幅が広い人が袖丈の数値だけでシャツを選ぶと、肩部分に生地が引っ張られて袖口が手首より大幅に上がってしまうのだ。

昨今のファッションで主流となっているドロップショルダー(肩線が二の腕側に落ちたデザイン)やラグランスリーブ(首元から斜めに切り替えが入った袖)では、そもそも肩の縫い目が定位置に存在しない。そのため、洋服サイズ表記の見方において「袖丈」を正確に規定できず、公式スペック表には裄丈のみが記載されるケースが増加している。裄丈と袖丈の違いを根本から理解することは、通販時代の服選びにおける必須リテラシーといえる。

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