家族がインフルエンザになったら?家庭内感染を防ぐ隔離期間と予防投与の鉄則
Q1:家族にインフルエンザ感染者が出た場合、同居人は何日間様子を見れば安心できますか?
A1:一般的にインフルエンザの潜伏期間は1〜4日間(中央値はおよそ2日前後)です。感染者との最終接触や隔離開始から「丸3日間(72時間)」が経過しても発熱や喉の違和感などの症状が出なければ、感染を免れた可能性が極めて高くなります。念のため5日目までは毎朝夕の検温と体調観察を続けてください。
Q2:タミフルやゾフルーザの予防投与を受けたい場合、ドラッグストアやネット通販で購入できますか?
A2:購入できません。抗インフルエンザ薬は医師の処方箋が必要な「処方箋医薬品」です。ドラッグストアでの市販はされておらず、個人輸入代行などのネット通販は偽造薬や健康被害のリスクがあるため厳禁です。予防投与に対応している内科や小児科を受診し、自由診療の同意書を交わした上で正規に処方を受けてください。
Q3:感染者が使った食器や衣類は、他の家族と完全に分けて別々に洗う必要がありますか?
A3:別々に洗う必要はありません。インフルエンザウイルスは界面活性剤(食器用洗剤や洗濯洗剤)に弱く、通常の水洗いと洗剤による洗浄で完全に破壊・除去されます。ただし、洗濯物を回収する際に激しく振ってウイルスを空気中に舞い上がらせないよう注意し、回収後は速やかに手を洗ってください。
Q4:家族がインフルエンザ療養中、無症状の兄弟は部活動や習い事に参加させても問題ないでしょうか?
A4:学校保健安全法上、無症状の同居家族に対する出席停止義務はありませんが、潜伏期間中であるリスクを考慮する必要があります。特に激しい呼吸を伴う運動部活動や合唱、マスクを外す習い事などは他者への感染源となる懸念があるため、所属団体のガイドラインを確認し、発症から2〜3日間は大事を取って休ませるか、参加する場合も不織布マスクの常時着用を徹底させるのが賢明な判断です。