【驚愕】トムとジェリーのキャラクター裏設定!タフィーの正体と隠された真相
インターネット黎明期からSNS時代に至るまで、定期的に拡散される不気味な噂があります。それが「トムとジェリーには、二人が失恋の末に線路の上で列車に轢かれて自殺するトラウマ級の最終回が存在する」という言説です。この都市伝説は果たして真実なのでしょうか。
結論から申し上げると、「二人が線路に座り込むエピソード」は実在しますが、「それが最終回である」というのは完全なデマです。
問題のエピソードは、1956年に公開された第103作『悲しい悲しい物語(原題:Blue Cat Blues)』です。物語は、失恋のショックから線路の上に立ち尽くし、放心状態で列車を待つトムの姿から始まります。ジェリーのナレーションによって、トムがいかにトゥードルスに弄ばれ、ブッチに奪われ、財産を失ったかが回想されます。ジェリーはトムを憐れみながら「自分には一途な彼女がいるから幸せだ」と優越感に浸りますが、直後にそのジェリーの恋人も別の裕福なネズミと結婚したことが発覚。絶望したジェリーもトムの隣に並んで座り、遠くから汽笛の音が響き渡る暗転の中で物語の幕が閉じます。
ブラックユーモアの極致とも言える衝撃的な幕切れですが、ハンナ=バーベラ体制によるMGM短編はその後も制作が継続され、通算114作目となる『赤ちゃんは知らん顔(Tot Watchers、1958年)』まで続きます。つまり、第103話の結末はあくまで「一話完結のシニカルなコント」に過ぎず、公式な最終回として二人の死を描いたわけではありません。強烈なバッドエンドの余韻が視聴者の記憶に深く刻み込まれ、「これこそが最終回に違いない」という誤った記憶の改変(マンデラ効果)を引き起こしたのが実情です。