関西エアビーBbqの落とし穴!後悔しない人気貸別荘徹底検証
民泊予約サイトのリスティング写真に魅力的なテラスと本格的なBBQグリルが掲載されていても、そのまま無料で利用できると思い込むのは極めて危険です。実際にトラブル相談のトップを占めるのが、現地に到着してから発覚する器具の追加料金と、利用後の清掃費用トラブルです。
多くの宿泊施設では、ガスグリルや炭火コンロのレンタル代として3,300円〜8,800円程度のオプション料金を設定しています。悪質なケースでは、ハウスルール欄の奥深くに「BBQ設備利用時は指定の清掃デポジット5,000円を別途徴収」「炭の灰を所定の位置に処分していない場合は追加清掃費15,000円」といった微細な規定が潜んでいることも珍しくありません。ホスト側の言い分としては、「油汚れの清掃や炭火の消火不備による火災リスクを担保するための実費」ですが、予約総額だけを見て安易に決済したゲストとの間で感情的な摩擦が生じる構図が日常茶飯事となっています。
さらに深刻なのが夜間の騒音トラブルです。別荘地や静寂な農村集落に位置する施設では、音が空気中だけでなく山谷や水面に反射して広範囲に響き渡ります。取材に応じた兵庫県内の民泊管理会社担当者は、現場の厳しい現実を次のように語ります。
「お酒が入り声のボリュームが上がったゲストに対し、近隣住民から21時過ぎに直接警察へ110番通報が入るケースが日常的に起きています。住宅宿泊事業法(民泊新法)に基づき、地域住民からの苦情には即座に対処する義務があるため、ホストは深夜であっても駆けつけ、最悪の場合は利用規約違反としてその場で即時退去処分(宿泊代の返金なし)を下さざるを得ません」
「一棟貸しだから誰にも邪魔されず夜通し騒げる」という身勝手な思い込みが、グループ旅行を突如として悪夢に変えてしまうのです。