これを機に」目上に使うと失礼?正しい敬語マナーを徹底解説
「これを機に(これをきに)」は、ある出来事やタイミングを「絶好のチャンス・きっかけ」と捉え、それを足がかりに新しい行動を起こしたり、関係性を深めたりする際に用いられる接続的な慣用表現です。「機」という漢字には「物事の起こる兆し」「活動の重要なきっかけ」という意味が込められています。
文法上、「これを機に」単体は敬語ではありません。そのため、ビジネスシーンで目上の人や取引先に対して使用する際は、文末を「〜していただけますと幸いです」「〜いたす所存でございます」などの丁寧語・謙譲語と組み合わせることで、全体として失礼のない敬語表現として成立させます。
例えば、「これを機に今後ともよろしくお願いいたします」という結びの挨拶は、異動、新規プロジェクトの開始、式典など、関係性を前進させたいあらゆる節目で重宝される定番フレーズとなっています。