コロナでイブプロフェン飲むと悪化は本当?危険視された噂の真相を徹底解説
騒乱の直後、国際保健機関や各国の規制当局は極めて迅速かつ慎重にデータの精査を進めました。当初は慎重な姿勢を示していたWHOイブプロフェン見解ですが、わずか数日後の2020年3月18日には公式声明を修正。「現在得られている知見に基づき、イブプロフェンの使用を控えるよう勧告することはしない」と発表し、悪化を示す証拠が存在しないことを明確に打ち出しました。
日本国内の公的見解を担う厚生労働省コロナ解熱剤見解においても、一貫して同様の結論が示されています。厚労省の「新型コロナウイルス感染症Q&A」では、発熱や頭痛時の解熱鎮痛薬の服用について、イブプロフェンを名指しで危険視する記載は存在しません。科学的根拠に基づき、アセトアミノフェンのみならずイブプロフェンやロキソプロフェンナトリウム水和物などの一般的な市販解熱鎮痛成分について、用法用量を守った適切な使用を公式に容認しています。
さらに注目すべきは、ワクチン副反応イブプロフェンの活用に関する見解です。自治体の接種会場や公的パンフレットでも明記されている通り、接種後の発熱や腕の局所痛に対しても、イブプロフェン配合の市販薬は何ら問題なく服用可能と位置づけられています。一部で懸念された「解熱鎮痛剤を飲むと抗体の獲得量が減ってしまうのではないか」という疑問に対しても、複数の臨床試験により免疫獲得への悪影響は無視できる範囲であると裏付けられています。