コロンビア号空中分解事故の真相|原因と最後の交信記録を徹底検証

コロンビア号空中分解事故の真相|原因と最後の交信記録を徹底検証を詳しくリサーチ! 知っておきたい 情報と解説を分かりやすく展開します。

ヒューストンのジョンソン宇宙センターにあったミッション・コントロール・センター(MCC)では、大気圏再突入の最終局面で計器類の不可解な異常値が次々と検知されていました。

米東部標準時(EST)午前8時53分以降、左主翼内部に設置された油圧センサー、温度センサーのデータが次々と途絶。地上管制官たちはセンサー自体の故障を疑いながらも、ただならぬ異変を感じ取っていました。

午前8時59分32秒、宇宙船との通信担当(CAPCOM)を務めていた宇宙飛行士チャールズ・ホボーがコロンビア号へ呼びかけます。

「Columbia, Houston, we see your tire pressure messages and we did not copy your last.(コロンビア、こちらはヒューストン。主脚タイヤ空気圧の警告メッセージを受信した。最後の送信が聞き取れなかった、もう一度頼む)」

その直後の午前8時59分35秒、コロンビア号の船長リック・ハズバンド(Rick Husband)大佐から返ってきた応答が、人類が耳にしたコロンビア号からの最後の交信記録となりました。

「Roger, uh, bu - (了解、あー、バ…)」

言葉は途中でノイズにかき消され、そのまま交信は永久に断絶。午前9時00分、テキサス州北部からルイジアナ州にかけての住民が地上で巨大な轟音(ソニックブーム)を耳撃し、青空の中に複数の白い煙の尾を引いてバラバラに崩壊していく光景を目撃しました。

レーダーからも機体シグナルが消失した午前9時12分、当時のフライトディレクター、ルロイ・ケイン氏は震える声で管制室の全員に告げました。「Lock the doors.(ドアを施錠せよ)」。これは、NASAの重大事故手順に基づき、すべてのデータ、ログ、記録を保全するための緊急プロトコルでした。

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