キョンシーのスイカ頭の現在|自爆死の真相とイケメン俳優への劇的変貌
シリーズのファンにとって今なお語り草となっているのが、1988年公開の映画『幽幻道士3』におけるスイカ頭の最期です。このクライマックスシーンこそが、後述する様々な噂の発端となりました。
物語終盤、悪の道士によって凶暴化させられた最強のキョンシー(角カラ胴)が暴れ回り、親方や金おじさん、テンテン、チビクロ、トンボら仲間たちが全滅の危機に瀕します。通常の法術や物理攻撃が一切通用しない絶望的な状況下で、スイカ頭は決死の覚悟を固めます。自らの体に大量のダイナマイトを巻きつけ、導火線に火を点けて敵キョンシーに突撃し、自爆という壮烈な自己犠牲を遂げたのです。
普段は臆病で食いしん坊なお笑い担当だったキャラクターが、仲間を守るために自らの命を投げ出すというギャップは、劇場やテレビの前の視聴者に計り知れない衝撃を与えました。爆風とともに散ったスイカ頭の姿と、遺された仲間たちが号泣するラストシーンは、昭和から平成初期のキッズカルチャーにおける屈指の「涙腺崩壊トラウマ名場面」として刻まれています。