国保と社保の違いは?保険料・扶養・手当の格差と損得を徹底解剖
Q1:会社を退職した際、国保への切り替えと任意継続はどちらを選ぶべきですか?
A1:退職時の月給(標準報酬月額)が約30万円以上で、かつ扶養家族がいる場合は、協会けんぽや組合健保の「任意継続」を選んだほうが年間保険料を低く抑えられるケースが多いです。国保料はお住まいの市区町村の窓口やWebサイトで前年の源泉徴収票をもとに即座に試算してもらえます。退職後20日以内という厳格な申請期限があるため、退職が決まったら速やかに両者の金額を比較してください。
Q2:フリーランスや個人事業主が社会保険に加入する方法は本当にないのでしょうか?
A2:個人事業主本人は原則として社会保険に加入できませんが、自身で「法人(マイクロ法人など)」を設立し、自身に役員報酬を支払う形をとれば、一人社長であっても社会保険(健康保険・厚生年金)への加入が義務付けられます。事業内容を個人と法人で明確に切り分け、最低水準の役員報酬で法人から社保に加入することで、プライベートの保険料を大幅に抑制しつつ手厚い保障を得るスキームを活用するフリーランスも存在します。
Q3:就職して国保から社会保険へ切り替える際、二重払いを防ぐには何が必要ですか?
A3:就職先の会社から新しい社会保険証(またはマイナ保険証の資格情報)が交付されたら、加入者本人が自分で市区町村の役所窓口または郵送で国保の脱退手続きを行う必要があります。会社が自動的に国保を解約してくれることはありません。脱退手続きを放置すると、社保と国保の保険料が二重に請求され続けるトラブルに発展するため、保険証交付後14日以内に必ず手続きを行ってください。