離乳食中期のほうれん草は茎もOk?失敗しないアク抜きと人気レシピを徹底解説
赤ちゃんがほうれん草を嫌がる最大の要因は、独特の「苦味」と「えぐみ」です。これらは植物由来の有機酸であるシュウ酸に起因しています。大人が感じにくいわずかなシュウ酸も、大人の数倍敏感な赤ちゃんの味蕾(みらい)には強烈な刺激として伝わります。
離乳食におけるほうれん草の下処理では、このシュウ酸を徹底的に除去するアク抜き工程が不可欠です。時短目的で電子レンジ加熱のみで済ませようとするケースが見られますが、シュウ酸は揮発せず水に溶け出す性質を持つため、レンジ加熱だけでは野菜内部にアクが残留してしまいます。
確実にえぐみを取り除き、かつ熱に弱い水溶性ビタミンの流出を最小限に抑えるプロの下処理手順は以下の通りです。
- たっぷりのお湯で茹でる:鍋に多めの湯を沸騰させ、葉先を広げて強火で1分30秒〜2分程度、柔らかくなるまでしっかり茹で上げます。
- 冷水にさらしてアクを抜く:茹で上がったらすぐに冷水(氷水が理想)に取り、2〜3分程度さらします。水溶性のシュウ酸を水中に溶出させると同時に、色止め効果で鮮やかな緑色を保ちます。
- しっかり水気を絞る:水に浸けすぎるとビタミンCや葉酸が過剰に流出するため、数分冷ました後は手でぎゅっと水気を絞り、まな板に移します。