マイナス150度の極限美容に潜む惨劇:全身冷凍療法の真相と罠

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この分野の安全性に世界的な議論を巻き起こす最大の引き金となったのが、2015年にネバダ州ラスベガスで発生した悲惨な事例だ。クライオセラピーサロンのマネージャーを務めていた当時24歳のサロン従業員、チェルシー・エイク=サルバシオンが、営業時間終了後に1人でチャンバーに入ったまま消息を絶った。翌日、彼女はカプセルの中で冷たくなった状態で発見された。

現場の状況調査によれば、彼女は業務後に自らマシンを操作し、冷却カプセルに入ったとみられている。わずか数分の施術であるはずが、何らかの理由で室内から自力で脱出できなくなり、超低温の気体の中に隔離され続けた。事故当時、現場には他に誰もおらず、緊急時の救出態勢や外部からのモニタリングシステムは機能していなかった。若い女性の突然の悲劇は、急速に展開する店舗主導型の極限美容ビジネスが抱える構造的な欠陥を白日の下に晒すこととなった。

森 瞳

森 瞳

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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