マットハードワックス完全攻略法!プロ直伝の選び方とセット術
マット系スタイリング剤の歴史は、従来の「固める」から「動きを記憶させる」へのシフトの歴史でもある。かつてのハードワックスは、時間が経つと皮脂や重みでペタンと潰れてしまう課題を抱えていた。しかし、クレイ(泥成分)やシリカを配合した最新のフォーミュラは、余分な皮脂を吸着しながら髪同士を点で引っかける独自のメカニズムを実現している。
現在、店頭に並ぶアイテムは大きく分けて2つの系統が存在する。一つは灰分や粘土質をベースにしたクレイワックス。重厚感のある束感とマットな質感が特徴で、軟毛でもへたりにくい。もう一つは水分量を極限まで減らしたドライワックスだ。こちらは空気を含んだような軽やかなボリューム感を出すのに適しており、ショートからミディアムまで幅広いレングスに対応する。