Back Number「Fish」に隠された実話の真相!なぜ女性目線なのか徹底解説

今注目を集めている Back Number「Fish」に隠された実話の真相!なぜ女性目線なのか徹底解説について、多角的な視点を整理して公開しています。

back numberのソングライティングにおける最大の特徴は、情けないほどに人間臭い感情の吐露にあります。しかし、「fish」で語られる一人称は「わたし」であり、完全に別れを告げられた女性の視点で物語が進行します。

当時のインタビューやドキュメンタリー特番において、清水依与吏は本作の背景について重い口を開いています。back numberというバンド自体、清水が「元カノを別の男(バンドマン)に取られた悔しさ」から立ち上げられたことはファンには周知の事実ですが、「fish」はその痛みを別の角度から掘り下げたものでした。別れを経験した際、自分が相手を傷つけてしまった罪悪感、そして「相手の女性はあの時、どれほど深い絶望と孤独の中にいたのか」という想像が、清水の胸を長年締め付け続けていたと語られています。

インディーズ最初期の2009年頃にはすでに原曲のデモが存在し、当時のライブハウスでも披露されていました。しかし清水は「まだ自分たちの演奏力や表現力では、この曲に込められた重みを支えきれない」と判断し、安易な音源化を見送った経緯があります。そしてメジャーデビューを経て、名プロデューサー・島田昌典との出会いを経たことで、満を持して2014年2月5日にシングルとして世に送り出されました。単なる想像のフィクションではなく、自分自身の痛烈な実体験と相手への贖罪の念が昇華されたからこそ、聴き手の胸を抉るリアリティが宿っているのです。

関連記事