サッシの隙間テープで隙間風が止まらない理由と正しい貼り方【2026】
隙間テープの効果を100%引き出すためには、テープの種類に応じた適材適所の配置が不可欠です。誤った位置に貼ると、開閉時にテープが擦れて数週間でボロボロになり、ゴミや摩擦抵抗を増やすだけの結果に終わります。
窓サッシにおけるサッシ隙間テープ 貼る位置の基本原則は以下の3つのゾーンに分かれます。
1. 戸当たり部分(窓枠の左右両端)
窓を閉めた際にフレームが当たる縦枠の内側には、柔軟性に優れた高密度ウレタンやスポンジテープを貼ります。開閉時の衝撃音を和らげつつ、端部からの隙間風を遮断します。
2. 召し合わせ部分(2枚の窓が重なる中央の縦框)
スライド時の摩擦が激しいこの部分に通常のスポンジテープを貼ると、すぐに剥がれるか鍵が閉まらなくなります。ここには必ずブラシ状のサッシ用モヘアシールを使用します。毛足の繊維が微細な隙間に追従し、窓の滑らかなスライド開閉を妨げることなく気流をシャットアウトします。
3. 下枠・上枠のレール交差部
サッシの四隅(コーナー部)には「風止め板」と呼ばれる小さなプラスチック製パーツが元々備わっていますが、経年劣化で脱落しているケースが散見されます。この隙間には薄型の防水気密テープや小型のモヘアピースをピンポイントで補填します。
貼り付け前の下地処理も寿命を左右する決定打です。サッシに付着した油分やホコリ、結露のカルキ跡を放置したままテープを貼ると、数日で粘着面が浮き上がります。市販の無水エタノールやパーツクリーナーを含ませたウエスで念入りに脱脂・乾燥させてから圧着することが、プロ仕様の仕上がりを実現する鉄則です。