モスバーガーの値段推移に衝撃!創業から現在まで歴代値上げの真相とは?

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モスフードサービスが発表した決算資料やプレスリリースを精査すると、度重なるメニュー価格改定には外食業界を取り巻く構造的な問題が色濃く反映されています。単なる利益追求ではなく、事業モデルそのものを維持するための防衛策としての側面が強いのです。具体的には以下の3点が決定的要因となっています。

第一に、パティ原料と国産生鮮野菜の調達コスト急騰です。モスバーガーのパティに使用される牛肉・豚肉は、世界的な需要拡大と為替の円安進行によって仕入れ価格が高止まりを続けています。さらに、同社の最大の強みである「契約農家から直接仕入れる国産レタスやトマト」も、近年の異常気象や肥料・農業資材の高騰によって仕入れコストが大幅に上昇。モスは農家との持続的なパートナーシップを維持するため、適正な買い取り価格を保証しており、それが原価率の上昇に直結しています。

第二に、エネルギーコストとテイクアウト包材費の上昇です。バーガーを包む特殊な耐油紙や持ち帰り用紙袋、ドリンク用カップ、フレンチフライ用のボックスに至るまで、パルプ価格や原油由来の原材料費が高騰。厨房で使用するフライヤーの電気・ガス代の上昇も店舗運営を強く圧迫しています。

第三に、店舗オペレーションにおける人件費の上昇です。作り置きをせず、注文を受けてからバンズを焼き、パティを焼き、野菜を組み立てるモスのオペレーションは、他チェーンと比較して工程数が多く、労働集約型です。全国的な最低賃金の大幅な引き上げに伴い、クルー(アルバイト・パート)の採用・維持にかかる人件費負担は過去最高水準に達しており、価格への転嫁が避けられない情勢となりました。

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