目の内側が赤い原因とは?病気のサインと眼科受診の目安を徹底検証
Q1:目頭にあるピンクの膨らみ(涙丘)が赤くプクッと腫れて異物感があります。これは病気ですか?
A1:目頭の内側にある「涙丘(るいきゅう)」が炎症を起こしている可能性が高いです。アレルギー反応、目を擦ったことによる物理的摩擦、あるいはまつ毛や皮脂腺の細菌感染が主な原因です。抗アレルギー点眼薬や抗菌点眼薬で速やかに軽快することが多いですが、放置すると腫れが増大しまばたきのたびに擦れて角膜を傷つける恐れがあるため、眼科での処方を受けることを推奨します。
Q2:痛みやかゆみは全くないのに、目の内側の白目が鮮血のように真っ赤になりました。失明の心配はありますか?
A2:痛みや視力低下がなければ、「結膜下出血」の可能性が極めて高く、これ自体で失明に至ることは原則ありません。皮膚の「青あざ(皮下出血)」と同じ状態であり、破れた血管からの出血が結膜下に閉じ込められている状態です。通常は1〜2週間ほどで黄色っぽく変色しながら自然に体内へ吸収されます。ただし、頻繁に出血を繰り返す場合は血管の脆弱性や血圧異常が関与している場合があるため、眼科や内科を受診してください。
Q3:コンタクトレンズをつけているときに目頭が赤くなりました。使用を続けても大丈夫ですか?
A3:直ちに使用を中止し、眼鏡に切り替えてください。コンタクトレンズ装用中の赤みは、角膜の酸素欠乏、レンズの汚れによる巨大乳頭結膜炎、あるいは感染性角膜炎の初期兆候であるリスクがあります。無理に使用を継続すると、角膜に不可逆的な混濁を残す危険性があるため、充血が完全に消失し眼科医の許可が出るまでレンズの再装用は避けてください。
Q4:目の内側の白目から黒目に向かって、三角形状の白い膜のようなものが伸びて赤くなっています。治りますか?
A4:「翼状片(よくじょうへん)」と呼ばれる良性の線維血管組織の増殖が強く疑われます。紫外線暴露などが誘因とされています。点眼薬で赤みを抑えることは可能ですが、伸びてしまった組織そのものを目薬で消失させることはできません。瞳孔(黒目の中央)近くまで組織が侵入すると不可逆的な乱視や視力障害を引き起こすため、適切なタイミングで外科的手術により切除する必要があります。