男の生理現象とは何か?朝立ち・射精の理由とホルモン周期の真相
ネット上では一時期、「睾丸周期」という言葉が拡散され、「精巣が張って重くなると生理中」「睾丸が周期的に腫れる」といった言説がまことしやかに語られました。しかし、メンズヘルス専門クリニックであるプライベートケアクリニック東京院長の小堀善友医師がメディアの取材で解説している通り、「睾丸が周期的に腫れたり張ったりするような医学的事実は存在しない」のが真相です。
精巣の重量やサイズが日によって極端に変わることは通常あり得ず、もし実際に精巣が腫れて強い痛みを伴う場合は、精巣上体炎や精索静脈瘤といった泌尿器科系疾患の疑いがあります。ネットの俗説を鵜呑みにして病気のサインを見逃すことは避けなければなりません。
さらに見過ごされがちな盲点が、30代後半から50代以降の男性を襲う男性更年期障害(LOH症候群:加齢男性性腺機能低下症候群)です。テストステロン低下の原因は、加齢だけでなく過重労働、人間関係の摩擦、内臓脂肪の蓄積などが複雑に絡み合っています。
単なる気分のムラや一時的な「男の生理」と放置していると、心身の機能が本格的に低下し、日常生活や社会生活に深刻な支障をきたすケースが後を絶ちません。