なぜ不自然?プロが教えるツインテールの描き方!立体感を出す3つの極意
正面顔が描けるようになったクリエイターが次に直面する高い壁が、アオリ・フカン時の髪の描き方です。角度がついた瞬間に結び目と毛束の位置関係が破綻してしまう現象は、パースペクティブの消失点を意識することで解決できます。
見上げる構図(アオリ)の場合、頭部の底面(顎下やうなじ)が見えるため、側頭部の結び目は通常よりも下がって見え、毛束は下から吹き上げるように手前や上空へと広がる立体的な重なりが生じます。逆に見下ろす構図(フカン)では、頭頂部が大きく露出し、結び目は上がって見えるとともに、毛束は下方へすぼまりながら落ちていきます。
さらに風の演出を加えたツインテールのなびき方では、「S字カーブ」の軌道を意識することが鉄則です。毛先だけを乱雑に散らすのではなく、結び目を基点とするメインの風の流れ(大きなS字)を作り、そこから遅れて追従するサブの毛束を交差させることで、画面全体にドラマチックな躍動感と風速のリアリティを創出できます。