なぜ堀井七茗園の抹茶は別格なのか?幻の茶園「奥の山」の秘密を徹底解説とはどのようなものなのか? 詳しい意味を簡潔に解説します。
堀井七茗園が世界中の茶人を虜にする最大の理由、それはブレンド(合組)に頼りすぎない「単一茶園・単一品種の純度の高さ」と「碾茶(てんちゃ)熟成の極致」にあります。その象徴が、自社直営の奥の山茶園で手摘みされた茶葉のみを使用した至高の銘柄「成里乃(なりの)」です。
茶道の世界には「濃茶(こいちゃ)」と「薄茶(うすちゃ)」という明確な作法の違いがあります。通常の薄茶が抹茶1.5g〜2gを熱湯で泡立てて飲むのに対し、濃茶は抹茶3.5g〜4gに対して湯を少量加え、練り上げるように点てます。品質の低い抹茶で濃茶を作れば、強い渋味とえぐみで到底口にすることはできません。しかし、堀井七茗園の高級銘柄は、濃茶にして初めてその真価を発揮します。圧倒的な甘みと旨味が舌を包み込み、後味には爽快な清涼感だけが残るのです。
以下の比較表は、堀井七茗園の代表的な銘柄と一般的な市販抹茶の違いを、茶道師範のテイスティングデータおよび編集部の実測をもとに整理したものです。
銘柄・商品名特徴・栽培特性価格帯・推奨の飲み方編集部の見解・評価成里乃(なりの)奥の山茶園の手摘み一番茶100%。品種登録されたオリジナル単一品種。30g缶 約7,000円〜
【極上の濃茶推奨】苦味が完全に消越された奇跡の調和。国内屈指の頂点に君臨する逸品。宇治のみどり宇治伝統の本簾覆下栽培された厳選茶葉。熟練の合組による調和。30g缶 約3,000円台
【濃茶・薄茶兼用】茶席の主役として揺るぎない安定感。芳醇な香りと力強いボディを持つ。朝昔(あさむかし)厳選された宇治産茶葉。鮮やかな翠色ときめ細やかな泡立ち。30g缶 約1,800円台
【薄茶推奨】日常的に極上の薄茶を楽しみたい愛好家に最適。コストパフォーマンス抜群。一般的な市販抹茶
(全国流通品)複数産地の機械刈り茶葉をブレンド。人工的な着色や甘味添加の例も。30g 約800円〜1,200円
【製菓・ラテ向け】そのまま点てると渋みが立ちやすく、本来の旨味や香気の持続性に欠ける。
渡辺 美咲
ガジェット&アプライアンスライター
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