なぜ竹野内豊は「かわいい」と愛される?渋さと天然ギャップの真相を徹底解剖
竹野内豊の愛らしさを国民的な共通認識へと押し上げた契機として、映像作品やCMでの名演を外すことはできません。その筆頭が、長年シリーズとして親しまれているタクシーGOのCMです。
「どうする?GOする!」のキャッチコピーで知られるこのCMで、竹野内はスーツをピシッと着こなした有能そうなビジネスマンでありながら、タクシーが捕まらずに焦りまくり、部下にたじたじになりながら右往左往する中年上司を熱演しています。眉根を寄せて困惑する表情や、タクシーが手配できた瞬間に見せる安堵の表情など、CMで見せるかわいい仕草がコミカルで愛らしく、視聴者の心を鷲掴みにしました。CM総合研究所の好感度調査でも長年にわたり上位にランクインし続けるなど、その親しみやすさは企業広告としても絶大な効果を発揮しています。
また、主演を務めた大ヒットドラマ・映画『イチケイのカラス』の裁判官・入間みちお役も決定打となりました。黒い法服をまといながらも、マイペースで自由奔放、ふるさと納税の返礼品に目を輝かせ、周囲の裁判官たちを飄々と振り回すキャラクターは、まさに竹野内自身の持つおおらかな魅力と完全にシンクロしていました。威厳ある立場でありながら人間臭く、どこか放っておけないキュートさを放つ主人公を演じ切ったことで、俳優としての評価と「愛され度」は不動のものとなったのです。