なぜ違和感?セーラー服イラストの構造と自然なシワをプロが徹底解説
Q1:襟の裏側やライン(線)はどう描けば歪みませんか?
A1:セーラーカラーに入っている白いラインは、布の縁に沿って縫い付けられたテープです。布の輪郭線を描いた後、その線と「平行な面」を意識してカーブを描くのが基本です。布が肩の傾斜で折れ曲がるポイントでは、ラインも同時に角度を変えて折れます。直線ツールで機械的に引くのではなく、肩の球体感をなぞるようにアール(丸み)をつけると自然に仕上がります。
Q2:プリーツスカートがどうしても硬い「鉄板」のようになってしまいます。
A2:裾のラインを一直線に結んでしまっていることが原因です。プリーツの折り目は、裾部分で「ギザギザの山と谷」になっています。山側を少し手前に、谷側を奥へとジグザグに繋ぎ、さらに風や足の動きに合わせてランダムにひだの隙間を広げてあげることで、布らしい柔らかさと軽やかさが劇的に向上します。
Q3:資料集めにはどのような媒体を使うのが最も効果的ですか?
A3:pixivisionなどのイラスト特集で流行のライティングや構図をインプットしつつ、構造の確認には学生服メーカーの公式カタログや、学校制服図鑑といった「実写資料」を併用するのがベストです。二次元の魅力と三次元の構造美を掛け合わせることで、破綻のないオリジナル作品が描けるようになります。