なぜ40年以上も別居?樹木希林と夫・内田裕也が最後まで離婚しなかった真相
二人の出会いは1973年、テレビドラマの現場や芸能関係者が集まるバーでのことでした。当時、すでに個性派女優として確固たる地位を築いていた樹木希林さん(当時は悠木千帆)と、日本のロック界を牽引していた内田裕也さん。出会いからわずか数カ月、互いの激しい直感に導かれるようにして1973年10月に電撃結婚を発表します。結婚式ではジーンズ姿で登場するなど、当時の芸能界の常識を覆すスタイルが大きな話題を呼びました。
しかし、情熱的な幕開けとは裏腹に、平穏な新婚生活は長くは続きませんでした。内田裕也さんの気性の激しさや毎夜のように繰り返される酒乱、家財道具が破壊されるほどの激しい衝突が日常茶飯事となったのです。樹木希林さんは当時の状況について、後にメディアのインタビューで「一緒に暮らしていたのは3カ月もない。毎晩のように警察が来るような大騒ぎで、このままでは包丁沙汰になってどちらかが死ぬと思った」と率直に振り返っています。
命の危険すら感じた樹木希林さんは、結婚から半年足らずで別居を決断。世間からは「即座に離婚するだろう」と見られていましたが、ここから40年以上に及ぶ前代未聞の別居生活がスタートすることになりました。