なぜ5人を殺害?「つけびして」貼り紙の戦慄真相と山口連続殺人放火の全貌
事件から年月が経過した現在、金峰・郷集落はさらなる人口減少と超高齢化が進み、事実上の消滅集落(廃村危機)に直面しています。
凶行の現場となった民家の一部は解体され、保見の自宅も荒れ果てたまま放置されてきました。生き残ったわずかな住民たちも深いトラウマを抱え、事件について口を閉ざす生活を余儀なくされています。一連の惨劇は集落の存続そのものに致命的な打撃を与え、過疎山村の崩壊を決定的に加速させました。
司法手続きにおいては、一審の山口地裁(2016年)、二審の広島高裁(2017年)ともに死刑判決を下し、2019年7月に最高裁判所が上告を棄却したことで保見光成の死刑が確定しました。現在、保見は死刑囚として拘置所に収容されていますが、法廷で真摯な反省や遺族への謝罪が語られることは最後までありませんでした。