なぜジェルネイルのセルフオフで爪がボロボロに?自爪を傷めないプロの完全手順
自宅でジェルネイルを外した直後、爪が驚くほど薄くなったり、二枚爪のように裂けてしまったりした経験を持つ人は全体の約7割に達するという調査データもあります。なぜ、サロンでのオフと同じようにいかないのでしょうか。その根本的な原因は、爪の構造とジェルの密着メカニズムにあります。
人間の爪(爪甲)は1枚の硬い板ではなく、上から「背爪(トップ層)」「中爪(ミドル層)」「腹爪(アンダー層)」という3層のケラチンが重なり合って構成されています。ジェルネイルは密着性を高めるためにベースジェルが背爪の微細な凹凸に入り込み、強力に結合しています。少し浮いているからといって指先やピンセットで無理にペリッと剥がすと、ジェルと一緒に背爪のケラチン細胞がごっそりと引きちぎられてしまいます。これが、セルフオフ爪が薄くなる理由の最たるものです。
さらに深刻なのが、オフの最中や直後に指先がジンジンと痛む現象です。セルフオフ痛い原因としては、無理なサンディングによって自爪そのものを削りすぎて厚みが0.3ミリ以下に薄くなってしまっているケースや、爪周囲の皮膚にアセトンが付着して化学的な乾燥・炎症を起こしているケースが挙げられます。神経が通っている爪床(ネイルベッド)に外部刺激や温度変化がダイレクトに伝わる状態は、爪の健康にとって極めて危機的なサインです。