ネイルの中浮きはなぜ起きる?放置すると危険な理由と正しい対処法を徹底解説
爪の中央部が浮いているのを目視しながら、「先端はくっついているから次の付け替えまで我慢しよう」とネイルの中浮きを放置することは、極めて危険な選択です。中浮きの空洞は、外界の水分を吸い込みやすく乾きにくい「密閉された湿室」を形成します。
この湿潤環境で爆発的に増殖するのが、環境中に広く存在する常在菌の一種「緑膿菌(りょくのうちくきん)」です。緑膿菌が爪のケラチン層で繁殖し、産生する色素(ピオシアニン・ピオベルジン)によって爪が黄緑色から深緑色、重症化すると黒緑色へと変色する現象をグリーンネイルと呼びます。
グリーンネイル自体は初期段階で強い痛みを伴わないケースが多いため、発見が遅れがちです。しかし、変色が進んで爪深部まで菌が侵入すると、爪甲剥離症(爪が皮膚から剥がれる症状)を併発し、完治するまでジェルネイルの施術を数ヶ月間にわたり完全に休止せざるを得なくなります。自爪の健康を根底から損なわないためにも、中浮きを見つけた段階で即座に対処する決断が不可欠です。