『女子高生の無駄づかい』打ち切り説の真相とアニメ2期|最終回・作者の現在まで徹底解説
本作を語る上で欠かせないのが、2020年1月に放送されたテレビ朝日系実写ドラマ版のクオリティの高さです。一般的に漫画の実写化は原作ファンからの風当たりが強くなりがちですが、本作は放送直後から絶賛の声が相次ぎました。
特に話題を呼んだのが、キャスティングの妙です。
・バカ役・岡田結実:眉毛を動かすコミカルな表情芸や、恥じらいを完全に捨て去った体当たりのギャグ演技で新境地を開拓。
・ワセダ役・町田啓太:黒縁メガネとボサボサ髪、抑揚のない冷淡なトーンで「女子大生派」と言い放つ立ち姿が「原作からそのまま抜け出してきた」とSNSで大バズを記録。
・ヲタ役・恒松祐里、ロボ役・中村ゆりか:ビジュアルの完成度のみならず、3人の空気感を見事に体現。
・ヤマイ役・福本莉子、ロリ役・畑芽育:後にブレイクを果たす若手実力派女優陣が、中二病全開のヤマイやコンプレックスを抱えるロリを怪演。
また、本作の舞台となった東京都東村山市への聖地巡礼もファンの間で定着しました。西武多摩湖線の八坂駅周辺、都立東村山中央公園、作中に登場する商店街の風景など、派手な観光地ではない「どこにでもある日常の風景」が、作品の持つリアリティと見事に調和しています。市とタイアップしたスタンプラリーやポスター掲示など、地元に根ざしたファン交流が長年にわたり育まれました。