足指の付け根が痛むモートン病とは?原因・治し方と靴選びを徹底解説
モートン病の根本的な原因は、足のアーチ構造の破綻と局所的な圧迫ストレスにあります。健常な足には「縦アーチ」と「横アーチ」が存在しますが、加齢や筋力低下、体重増加によって横アーチが低下する「開帳足(かいちょうそく)」になると、足幅が広がり神経が骨と靭帯に挟まれやすくなります。
さらに、ハイヒールやパンプスのように「つま先が細くヒールが高い靴」を常用すると、前足部に体重の過度な負荷がかかり、足指が反った状態で固定されるため神経の牽引と圧迫が固定化されてしまいます。
なお、似た部位の痛みとして混同されやすいのが中足骨骨頭痛(ちゅうそくこつこっとうつう)です。中足骨骨頭痛は骨自体の荷重ストレスによる機械的炎症であるのに対し、モートン病は神経組織そのものの障害です。そのため、モートン病では荷重時だけでなく安静時もしびれが残る点や、足先への放散痛を伴う点に明確な違いがあります。