パフェ専門店になぜ予約殺到?話題の真相と2026年最新トレンドを徹底解説
パフェが日常のスイーツから特別なカルチャーへと跳躍した決定的な転換点は、北海道・札幌のすすきのを発祥とする「札幌シメパフェ文化」の全国波及にあります。お酒を飲んだ後の締めといえばラーメンが定番だった街で、2000年代半ばから深夜にパフェを食べる習慣が根付き始めました。その立役者となったのが「夜パフェ専門店 パフェテリア パル」をはじめとする独創的な店舗群です。
2010年代後半、このカルチャーは東京へと本格進出を果たしました。新宿や池袋にオープンした「夜パフェ専門店 パフェテリア ベル」などは瞬く間に話題を呼び、若年層のみならずビジネスパーソンやカップルを巻き込んで深夜の長蛇の列を形成しました。夜に提供されるパフェは、お酒を飲んだ後でも心地よく食べられるよう、生クリームの油分を極力抑え、果汁感の強いソルベやお茶、ハーブ、アルコールを効かせたジュレを多用する「引き算の美学」で作られているのが特徴です。
この流れに、近年の若者を中心とした「あえてお酒を飲まない(ソバーキュリアス)」ライフスタイルが合致しました。居酒屋やバーに代わる夜のサードプレイスとして、照明を落とした落ち着いた空間で芸術的なパフェと向き合う時間が、現代人の新しいリラクゼーションとして受け入れられたのです。