ピカチュウのしっぽに隠された謎!ハート型の秘密と都市伝説の真相
「昔のピカチュウはしっぽの先端が黒かったはずだ」。そう頑なに信じ込んでいるファンが、日本のみならず世界中に驚くほど多く存在する。いわゆるマンデラ効果と呼ばれる集団的な記憶の錯覚現象だ。結論から言えば、公式の歴史において尾の先が黒く描かれたピカチュウは一頭も存在しない。
ピカチュウの尾は全体が鮮やかな黄色で、付け根の部分だけが茶色に塗られている。ではなぜ先端が黒いという記憶のすり替えが起きたのか。原因は二つある。一つは、先端が黒い尖った耳の印象が尾のイメージと混同されたこと。もう一つは、進化前であるピチューのしっぽが全体的に真っ黒であることだ。また、海外のコピー商品やファンアートでの誤描画が拡散したことも誤解に拍車をかけた。ファンが「確かに見た」と思い込む錯覚の心理は、実に興味深い。