プロ直伝!フランスアンティーク食器の隠れた名品と失敗しない選び方
かつて骨董品といえば、ガラスケースの中に厳重に飾っておく鑑賞用が主流だった。しかし現在、蚤の市や古道具を愛する人々の間で広がる「ブロカント」文化の浸透とともに、実際に食卓で使って楽しむスタイルの人気がかつてない高まりを見せている。
映画『アメリ』に描かれたような、パリの温かみあるカフェ風インテリアへの憧れも一因だ。素朴でありながらどこか気品が漂う陶磁器・テーブルウェアは、和食やエスニック料理とも驚くほど調和する。飾るためではなく、温かいスープを注ぎ、毎日のパンを載せる道具として愛でる。この実用性を重んじる価値観こそが、現在のアンティーク市場を力強く牽引している。