プロ直伝のプールの描き方!水面の屈折と光が生む圧倒的透明感
水底に揺らめく網目状の美しい光の模様。あれは「コースティクス(水面波紋)」と呼ばれる物理現象だ。水面で屈折した光が集光し、複雑な幾何学模様となってプール底面に投影される。デジタル環境において、この現象を効率的かつ魅力的に描くにはツールの活用が不可欠だ。
業界標準ソフトウェアであるCLIP STUDIO PAINTでは、このコースティクス(水面波紋)の表現を驚くほどスピーディーに作成できる。まずはベースとなる底面の青を描き、その上に新規レイヤーを作成。「加算(発光)」や「覆焼き(発光)」の合成モードに設定する。
波紋の模様は手描きでランダムな多角形を繋ぎ合わせても良いが、テクスチャ機能やカスタムブラシを組み合わせることで制作時間を大幅に短縮できる。描いた波紋のレイヤーにガウスぼかしを薄くかけ、さらに一部の境界を消しゴムツールの「ソフト」で拭う。この「くっきりした部分」と「ぼやけた部分」の強弱こそが、水が絶え間なく動いているリアリティを生み出すポイントだ。